今日は早く寝たい

アルファロメオ ジュリアに乗っているオタクが雑多に書きます

出資馬の引退が決定しました(ルージュルリアン)

出資馬の一頭である、ルージュルリアンの引退が東京サラブレッドクラブより発表されました。

 

12/7の3歳以上1勝クラスで鼻出血を発症し、レース後に内視鏡検査を行ったところ、両方の肺からの出血が確認されました。二度目の肺出血で、前回よりも症状は重いものだったものの、血統背景、身体能力を評価され一旦は休養の後に再起を図ることになったものの、牧場で詳しく検査をしたところ、運動再開の目途が立たず復帰までの道筋も不透明。関係者間で協議し、引退が決定しました。

なお、今後は繫殖牝馬となる予定とのことです。

 

思えばずっと不調に悩まされた競走馬生でした。

ルージュルリアンは菊花賞馬アスクビクターモアの半妹ということで、血統背景的にも期待していましたし、牧場、トレセンでもその素質を大いに評価していたのですが、デビュー前に屈腱炎一歩手前であることが判明し、一旦デビュー戦は白紙に。

デビュー後2戦は掲示板を確保し、いよいよ勝負の3戦目で一度目の鼻出血を発症。長期休養からの復帰後はなりふり構っていられないとダートの牝馬限定戦で勝ち上がり。適性外のダートでも能力で押し切ったように、素質を感じさせる一戦でした。

脚元不安、鼻出血発症歴ありで、調教だけでは強い負荷がかけられぬと叩きに使った1勝クラス、能力だけなら休養明けでもいきなりがあっても、と期待していましたが二度目の鼻出血を発症。能力の片鱗は見せつつも、終ぞその素質を開花させること無く競走馬生活を終えてしまったという印象です。

 

悲しいですね。出資馬引退の報せは毎回悲しいのですが、ルージュルリアン号は私が一口馬主を始めるきっかけとなった馬なので一層の悲しさがあります。今後は繫殖牝馬になる予定とのことなので、まずは身体をしっかり治して、良い仔を生んでくれればと思います。

東京サラブレッドクラブはクラブに縁がある血統の募集してくれますし、母馬に出資していれば優先的に出資できる制度があるので、ルージュルリアン号の仔に出資できる日を楽しみに待つことにします。

 

ああ、もう一度競馬場で駆ける姿を見たかったな。