春真っ盛りです。
例年この時期になると実家が所有している竹林でたけのこを掘ります。やわらかな春の陽射しの下、桜や菜の花を愛でながら汗を流す様はいかにも牧歌的で失われつつある日本の原風景といった趣ですが、実際の作業は残念ながら陽も登りきらぬうちから薄暗い竹林でひたすら地面とにらめっこです。
タケノコ掘りは個人的には家に帰ってからが本番で、一刻も早く米ぬかで煮ないとアクが回ってとても食べられなくなってしまうので休む間もなく米ぬかで煮ます。この時に、（我が家では）捨ててしまう姫皮の中でも特に柔らかい部分を梅干しと一緒に食べるのが子供の頃から好きでよくやってます。
水煮のたけのこを使えば年中食べられますが、やはり収穫直後の旬のたけのこを使ったたけのこご飯は本当に美味しくて、毎日たけのこご飯でも良いくらいです。嘘です。毎日たけのこご飯を作っても消費が追い付かないので必然的に毎日たけのこご飯を食べてます。助けてくれ。
でも美味しいよねたけのこ。この前はは揚げ焼きにしてちょっと洋風っぽくしたり、今日は春キャベツと新玉ねぎのグラタンにも薄切りにしたたけのこを入れたりしてみました。美味しかったです。
たけのこ美味しいね。ほどほどの量をほどほどに食べたいね。
